一戸建てのリフォームに、30mm厚の杉フローリングをご採用いただきました。
無塗装の状態で納品・施工後、お施主様がご自身でオイル塗装をされたということです。
こちらはお施主様が横浜ショールームに2度ご来店のうえ選定されたもので、大部分は「明るめで、綺麗めで」という奥様のご要望もあり、源平(赤白)のような色幅が少ないヒノキをご採用。写真はご主人のお部屋で、節は気にならないし、足触りも良いし...ということで杉フローリング、それも通常の倍の厚みがある『厚物』を採用されました。丸太の心材(赤身)と辺材(白身・白太)部分が混在する『赤白(源平)』材のため、施工当初はご覧のように色幅が目立ちますが、時間の経過とともに色変化が進み、どこか懐かしいような、見慣れた杉材の雰囲気に落ち着いていきます。
密度が低く断熱性が高いことから、一般に「やわらかく、冬でも冷たく感じにくい」と言われる針葉樹のフローリング。特に30mm厚ともなるとその特徴も顕著に感じられ、ショールームでためしに踏んでみても「これはわかる!違う!」と驚かれる方が沢山おられます。150mmという幅広のため木目の個性や美しさもより一層際立ち(広くなればなるほど反りや捻じれなどの『動き』が大きくなりますので、そのぶん厚みが必要になります)、かかとの衝撃や体重を穏やかに受け止めてくれる頼もしさは、フローリングというよりも「丸太から切り出した杉板を踏んでいる!」といった安心感。素材の質感・存在感が存分に味わえる、贅沢な床材です。
国産杉一枚もの通常品(赤白)フローリング(現場でオスモフロアクリア塗装)30×150×1920
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